また久しく更新ができずにおりました。。
すっかり寒くなっておりますが皆様、風邪等ひかれておりませんでしょうか?
さて、昨日の読売新聞子供のニュースウィークリーで
ぜひお子さんに読んでもらいたい記事が。
(もちろん大人のみなさんも!)
見出しをもうちょっとわかりやすいものにしてほしかったですが、
世界の人口と飢餓や少子高齢化についての話です。
こんな風にぐるっと世界の人口から見たつながりを理解するって大切ですよね。
その中の一人としてできることを自ずと考えるようになると思います。
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世界の人口70億人
「世界の人口 が70億人 になりました」。国連が先月31日、そう発表 しました。この日に生まれた赤ちゃん全員 が国連によって「70億人目」と認 められ、国連人口基金東京事務所 は日本国内で生まれた赤ちゃんに認定証 を贈 っています。
1900年代から急増
世界の人口は、1900年代から急 に増 えました。それまでの人口を見ると、1804年は10億人で、20億人になるまでに100年以上 かかりました。しかし1959年以降は12~15年で10億人増えるペースになりました。このペースは今後は落 ちていきますが、これから72年後の2083年には、世界の人口が100億人になると予想 されています。
人口が速 いペースで増えているのは、アジアやアフリカなどの国々で、毎年たくさんの赤ちゃんが生まれるからです。生まれて間 もない赤ちゃんは病気 にかかりやすいので、昔は、1歳 の誕生日 を迎 える前に死 んでしまうことも多くありました。しかし最近 では予防注射 が受けられるようになったり、清潔 な家 で暮 らせるようになったり、十分な栄養 が取れるようになったりして、赤ちゃんの死亡率 が減 ったのです。
食べ物が足りない このように人口が増えていることは、世界中の人たちが、医療 や生活 の質 を高めようと努力 してきた成果 で、とてもすばらしいことです。しかしその一方で、人口が急に増えたことによって、新たな問題 も生 じています。
食べ物が足りない このように人口が増えていることは、世界中の人たちが、
第一に、これからも人口が増え続 けた場合 、限 られた地球 の中で、その人たちが生活するのに必要 な食べ物やエネルギーをどうやって確保 するか、という問題があります。
アジアやアフリカなどの「発展途上国 」と呼 ばれる国々では、現在 も毎年 9億人もの人が飢 えに苦しんでいます。しかし稲 や麦 などの穀物 を栽培 できる土地 はほとんど使い果 たされているので、穀物の収穫量 を増やすには、今の田畑 の中でより多くの稲や麦を育てられる技術 を向上 させなければなりません。
ほかにも心配 があります。最近は石油 やガスの代わりにトウモロコシやサトウキビなどを使って燃料 をつくる研究 が進みました。そのため、穀物が燃料にどんどん使われてしまい、食料不足 がいっそう進む恐 れがあるのです。
少子高齢化に直面
第二に、日本のような先進国 が直面 している「少子高齢化 」の問題があります。
少子高齢化は、生まれてくる赤ちゃんの数が減る一方でお年寄 りが多くなることです。
日本では、1人の女性が一生のうちに産 む子供の数は1・39人です。2人より少ないと人口は減ってしまいます。その一方で、日本人の平均寿命 は長くなっていて、今では4人に1人が65歳以上です。少子高齢化が進むと、お年寄りを支 える若い世代 が少なくなり、ものを創 り出したり、誰 かのために働 いたりする人が減って、日本の経済力 が弱 くなってしまいます。
発展途上国の人口増加 と、先進国の少子高齢化。これからの世界は、この二つの問題を一緒 に解決 していく必要がありそうです。
(2011年11月15日 読売新聞)
医療・生活 高めた成果
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/children/weekly/20111112-OYT8T00408.htm
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