2013年11月15日金曜日

食育ずかんを使ってみました!

こんにちは〜
寒くなってきましたね。北日本では雪も降り冬の到来です。

さて、今日はおもしろく勉強になるサイトのご紹介です!

その名も食育ずかん 
http://shokuiku-zukan.com/


みてみたい図鑑をクリックします。

それぞれの野菜をクリックすると下のように詳しい栄養素などが表示されます。
季節のアイコンをクリックするとどの季節が旬なのかも一目瞭然!


かぼちゃにはこんな働きがあるんですね〜!北海道で一番よくとれるのか!



こんな具合で色々な食材を調べることができます。
挿絵が温かいですよね〜子供が喜びそう!!

現在は やさいずかん、魚介ずかん、くだものずかん がOPENしています。
12月には おにくずかん や 穀物ずかん も登場するみたいです。

実はTFTもイベントのご紹介をしていただいちゃいました!ありがとうございます!


この他にもいろいろな食関係のニュースなどもチェックできるようなので
ぜひアクセスしてみてくださいね!

管理栄養士 大野尚子

2013年10月25日金曜日

ルワンダ共和国へ行ってきました!!               ―その1:Mayange村―

こんにちは!
今回から数回に分けて“TABLEの向こう側”をご紹介する記事をお届けします。


1.TABLE FOR TWO(=TFT)とは?
直訳すると「二人の食卓」。
先進国の私たちと開発途上国の子どもたちが、時間と空間を越え食事を分かち合うというコンセプトのもと、2007年より活動しています。対象となる定食や食品をご購入いただくと、1食につき20円の寄付金が、TABLE FOR TWOを通じて開発途上国の子どもの学校給食になります。20円というのは、開発途上国の給食1食分の金額です。つまり、先進国で1食とるごとに開発途上国に1食贈られるという仕組み。
詳しくはコチラから。


2.ルワンダ共和国 Mayange
TFTを通じて学校給食を届けている国のひとつ、ルワンダ共和国。
東アフリカに位置し、「千の丘の国」とも呼ばれる自然豊かな内陸国です。
日本からはカタールの首都ドーハ経由で行くことができます。
所要時間は24時間!ちょうど雨季に入る8月と9月の境目に、入国しました。
首都キガリから30kmほど南へ向かった場所にマヤンゲ地区という村があります。
ここはMillennium Promiseが包括的な支援を行っている地域ですが、TFTはその中で幼稚園での学校給食を支援しています。
 
 
3.TABLEの向こう側―Mayange村―
まず、Mayange A幼稚園を訪れました。
写真左手が幼稚園、正面が小学校、(写真には写っていませんが)さらに右手には中学校が併設されており、合計2,630人の子どもたちが通っています。この地域では最も古く、規模も大きな学校です。
TFTが支援している幼稚園の給食は、この大きなお釜で作られています。
3歳~6歳の子どもたちには、毎日Porridge(とうもろこし粉を湯で溶いたもの)が提供されています。
 
さらに この日は、週に2回のゆで卵がつく日!どの子も揃って、ゆで卵から食べます。殻をむき、白身だけ頬張って、黄身は最後まで大事にとっておく…。
これがルワンダンキッズ流の食べ方みたい。
Witwande?” 「あなたのお名前は?」や、
Ufite imyaka ingahe?” 「歳はいくつ?」と尋ねると、
初は少し照れながらも、元気よく手を挙げて教えてくれます。
 
 
続いて、Ruhorobero幼稚園を訪れました。
この園舎は、屋根や窓・ドア枠以外は、保護者の方々が協力して建設されたそう。
教室がひとつしかないため、4~6歳の子どもが皆一緒になって勉強しています。
 
こちらが給食のPorridge。もうすぐ配膳の時間です。
給食の前には、きちんと手を洗います。
TFT事務局のスタッフも、配膳のお手伝い。
そして、待ちに待ったPorridgeの時間!!

おいしかった? お代わりがほしいのかな?
 
 
親御さんから幼稚園や給食について、お話を伺う機会がありました。
「給食があるから、子どもたちは幼稚園に行きたがる。」
「学校は楽しいところという感覚を早くから体験できるから良い。」
「英語で会話や集団生活について学ぶことは、小学校の先取りにもなる。」
「幼稚園に行き始めて、子どもから『これは何?』などの質問が増えた。」など…
 嬉しい言葉をたくさん聞くことができました。
 
 
この地域において、卵は決して手の届かぬ食材ではありません。鶏を飼っている家庭もあります。卵が栄養価の高い食材だということも彼らは理解していますが、それと同時に、同じ卵1個が市場で100RWF(≒15円)になることも知っているのです。100RWFがあれば、例えば石鹸を買うことができます。
 
同じ卵が、わが子の栄養になるか、家族みなが使う石鹸になるか。
 
どちらも大切だけれども、選択しなければならぬ状況。
 
 
そのような話を伺うと、“ゆで卵”を頬張る子どもたちの笑顔が
さらに愛おしく感じました。
 
次回は、Mayange村内の保健所が開催している、母子対象の栄養教育プログラムについてご紹介したいと思います。お楽しみに…♫
 
 
 
今年も世界食料デーキャンペーンの季節がやってきました。
期間限定のメニューや、イベントもありますので、お見逃しなく!!http://jp.tablefor2.org/campaign/itadakimasu/index.html
 
管理栄養士 網谷有希子

 

2013年10月24日木曜日

和食が世界無形文化遺産に

ちょっとうれしいニュースが届きましたね!

「和食」が無形文化遺産に ユネスコの事前審査通る

http://www.asahi.com/articles/TKY201310220331.html

食と健康を仕事にしていると、和食のすばらしさを語らずにはいられません。
その和食が世界遺産ですから、とびあがっちゃうほど嬉しい♪♪
和食の基本はやはり1汁3菜のごはんと味噌汁構成。
私自身、こういう食事を大切にしたい…その思いで日々を過ごしています。



秋刀魚がでごはんがすすむ我が家の食卓… おいしいものがたくさんの季節ですね!


和食が世界に広まって、健康な人が増えると嬉しいですね。

2013年10月16日水曜日

世界食料デーキャンペーンがスタートしました。

今年も世界食料デーキャンペーンがスタートしました。
http://jp.tablefor2.org/campaign/itadakimasu/




10月16日は世界の食料問題を考える日として国連が制定した日「世界食料デー」です。
世界の一人一人が協力しあい、「すべての人に食料を」を現実のものにし、世界に広がる栄養不良、飢餓、極度の貧困を解決していくことを目的としています。(www.worldfoodday-japan.net)
これを記念して、TABLE FOR TWOでは「100万人のいただきます!」キャンペーンを開催します。
レストランやコンビニ、オンラインショップなどでちょっとヘルシーなTFTにご参加頂き、アフリカやミャンマーの子どもたちに1か月半で100万食の給食を贈ろう!という試みです。
食の大切さを考える1か月半、是非、時空を超えて子どもたちといっしょに「いただきます!」をしましょう!

2013年9月10日火曜日

思い出の味を大切に。

先日こんな記事をみつけました。

最後の時、食べたいものを 希望かなえるホスピス 大阪
http://apital.asahi.com/article/news/2013082100002.html



大阪にあるホスピスでは、食べたい物をリクエストしてつくってもらう
リクエスト食があるそうです。

人生の最後を迎えるこの場所で、最後に食べたいもの。
みなさん色々なメニューをリクエストします。

栄養士さんが丁寧に聞き取りし、メニューだけではなく、それにまつわる思い出も含めて
ヒアリングするんですね。

お魚、お肉、お寿司、お好み焼き…パフェにホットケーキ。

そう、別にすべてが豪華なごちそうではないのです。
最後のリクエストは思い出と一緒になされるものなのかもしれません。

TFTはアフリカの子供達に食を届けるという活動をしていますが
それと一緒に届けられるのは、空腹を満たす食事、栄養だけではなく、給食という思い出です。

好きなたべもの、嫌いなたべもの、さまざまなものがあるでしょう
あなたにとっても大切にしたい食があるはずです。
思い出の味、、ありますか?

管理栄養士 大野尚子

2013年9月1日日曜日

夏の終わりに…梅干し談義。

こんにちは!
9月に入り暑さもやわらいできたこのごろ、いかがお過ごしでしょうか?
長らく更新をお休みしてしまい申し訳ありませんでした!
これからちょこちょこと更新を再開しますのでぜひともまたここに来ていただけたら…

それにしても暑い夏でした。。いえ、まだ残暑ありという感じですが。

皆さんはこの夏どんなことをされたでしょうか?

私は暑さに弱い性分でして、、、
とにかく室内で伸びて(倒れて)みたり、氷漬けになったり、最後は北海道に避暑したりと
そんな夏でした 笑

そんな中でこの夏やり遂げたことが…
梅干しづくり!!


(土用干しの様子 7月末頃)


これが本当に、この夏大活躍しました。。
ええ、暑いと食欲がなくなるでしょう、その助っ人ですよ!

まさに「梅はその日の難のがれ」。
この梅干し、昔は薬ともされていましたし、朝食べるとその日の難も免れるとか…。
スバラシイ!!

ことのはじまりは
6月下旬に和歌山のお知り合いから紀州南高梅の完熟梅をいただき…
初の梅干し漬けにチャレンジしたわけです!





梅干しってけっこう簡単に作れるのをご存知ですか?

選別(キズがあるとカビが生えますから)
→塩漬け
→その後1週間で紫蘇入れ(あらかじめ塩揉みしたもの)
→1ヶ月ほどふたたび塩漬け
→梅雨明け後に土用干し

自分で作ると減塩にしたり、副産物として紫蘇漬けや梅酢がとれたりと
うれしいオマケも。

私が参考にさせていただいたこちらのページをご紹介しますので
ぜひ、来年はチャレンジしてみてくださいねー

梅のある生活
http://www.minabe.net/umelife/umebosi/recipe.html

この他にも梅ジャムなんかも簡単に作れますよ。
こんな手作り生活も健康への第一歩ですね〜♪



管理栄養士 大野尚子


2013年3月19日火曜日

Oisix×日本ナチュラルビューティスト協会×TFTお料理教室のご案内


一気に春めいてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は、スーパーに並ぶ春野菜にウキウキしています。
今日はそんな今の季節にぴったりな、お料理教室のご案内です!

今話題の酵素について学べちゃうのですね。
酵素って最近よく耳にすると思います。

これはタンパク質の一種で、人間の身体のさまざまな働きに欠かせないものなのです。
今回は、酵素ダイエットレシピの調理と試食をオイシックスさんの新鮮野菜で!
おまけにアフリカの子供たちの食事、ポショも食べられます。

楽しいお料理教室になりそうですね!!

*****
 Oisix×日本ナチュラルビューティスト協会×TFTによるお料理教室のご案内

野菜ジュースなどを、継続的にTFTへの寄付つき商品として販売してくださっているOisixさんと、
ローフードや酵素レシピ、簡単レシピで内側から美しくなるナチュラルダイエットを推奨している
「日本ナチュラルビューティスト協会」さん、そしてTFTの三者によるコラボレーション企画として、
3/24(日)と4/14(日)に、お料理教室を開催いたします

Oisixの新鮮野菜を使い、日本ナチュラルビューティスト協会が提唱する酵素ダイエットレシピを調理・試食します。
さらに、アフリカの子ども達の給食「ポショ」の調理も予定しています。
このお料理教室のご参加費のうち500円がTFTへの寄付となり、学校給食支援プログラムに充てられます。

ご興味のある方は、是非ご参加ください。

【お料理教室の詳細とお申込みはこちらから】

**お料理教室「『酵素ダイエットレシピ』と『アフリカの子ども達の給食』を『Oisixの新鮮野菜』で体験しよう!」**

【日時】
・2013年3月24日(日)11:00-13:00
・2013年4月14日(日)11:00-13:00
 ※両日とも同じ内容の教室を開催いたします。

【会場】
(社)日本ナチュラルビューティスト協会 本部校 Blooming Lotus STUDIO
(東京都港区六本木7-10-2 清水ビル3F)

・都営大江戸線・東京メトロ日比谷線「六本木駅」7番出口より徒歩4分
・東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩6分

【講座内容】
・酵素ダイエットプログラム~体型・体質診断~
・調理&試食(計6品)
  ・Oisixの新鮮野菜とフルーツを使った酵素ダイエットレシピ4
  ・アフリカの子ども達の給食「ポショ」 
  ・OisixのTFT対象商品「女性に嬉しい栄養素たっぷりドリンク」

【参加費用】
4,000円(消費税、食材費、レシピ代込み) 
うち500円がTFTへの寄付となり、学校給食支援プログラムに充てられます。

2013年3月10日日曜日

一汁一菜の器プロジェクト



一汁一菜の器プロジェクトのご紹介です。
http://www.kyoto-art.ac.jp/t/utsuwa/





先日、このプロジェクトを主導されている
京都造形芸術大学の松井先生にお逢いする機会がありました。
活動のお話を直接お聞きしたのですが、そのお考えにとっても共感&感動しました。

この活動は、東日本大震災で被災した皆さんが食器も無くカップラーメンの空き容器でご飯を食べていることを知り、大学の生徒や信楽焼の職人達が手作りのどんぶりを届けることからはじめたそうです。

 食器を届ける活動を続けられているうちに気がついたのは、既製品の綺麗な食器よりもどこか手作り感のある自分たちの食器から在庫がなくなっていくのだということ。
皆さん、手作りのぬくもり感のようなものを感じ取ってくださっているのだと、先生は解釈したそうです。

また、食事は通常一つの皿ではなく、品数やバランスをを考えてありがたくいただくもの。
そこで、七寸皿・飯椀・汁椀・湯呑をセットにした一汁一菜の器セットとして贈ることで温もり溢れる食卓を囲んで頂けるという言う思いがあったそうです。なんて素晴らしい…。。

活動の一環として食文化の再構築をテーマに展覧会を開催したりもしていて、ぜひぜひ皆さんに広く知っていただきたいプロジェクトです。


3月23日まで梅田の大阪フコク生命ビル地下2階 
フコク生命の森アトリウムにて展示会が開催されています。

大阪駅から地下を通ってすぐですのでお近くまで行かれる方はぜひご覧になってみてくださいね。

http://gakusha.jp/information/detail/index.php?id=83


管理栄養士 大野尚子