2012年8月20日月曜日

平成23年の食料自給率は前年と同じ39%



先日、農林水産省より食料自給率が発表されましたね。
http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/120810.html

カロリーベースでは39%(前年と同じ)、生産額ベースでは66%(前年より4ポイント減)



出典:平成23年度食料自給率 をめぐる事情 出典2


昭和40年の数字から見るとカロリーベースは34%減。
政府は2020年までに自給率を50%にすることを目標としていますが、50%だったのは24年前の1988年。本当に目標は達成できるでしょうか?(たぶん難しい。。)



出典:平成23年度食料自給率 をめぐる事情 出典2

次に、それぞれの内訳をみていきたいとおもいますがカロリーベースのグラフでは97%の”米”の青く塗られた底辺部分が目立ちます。その他は野菜76%と魚介類64%が少し頑張っていますがで大豆25%、小麦11%、油脂類3%など、私たちにとって身近な食品がこんなに低いことに気がついていましたか?

昨年は大震災もあり、その為に自給量が落ち込んだというのが政府の見解の一つにありますが、だからこその意識改革も必要であり、、
「39%ね、ふーん、また去年と同じ数字か〜」で終わらせたくないなと思うこの食料自給率の発表です。皆さんはこれをふまえてどんなアクションをとるでしょうか?
  • 国産食材の活用
  • 加工食品よりも自分で選んだ食品や調味料での手料理
  • 食べ残しをしない
  • 食品そのものを無駄にしない(廃棄を減らす) などがありますね。


秋には世界食料デー(http://www.worldfoodday-japan.net/about/index.html)も控えています。ぜひこの食料自給率の発表をきっかけに個人個人のアクションにつなげていってくださいね。


諸外国の自給率と比較したい方はこちらをどうぞ


【管理栄養士 大野尚子】






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