2012年2月17日金曜日

幸せなサラダ 〜シェフの野菜常識 その2〜

シェフ見習い兼三歳男子の母の紀玉(のりたま)です。
家庭では、当たり前のように、
野菜の上からソースやドレッシングをかけて、混ぜていた野菜サラダ。

でもその手順は真逆!と職場のシェフに指摘された前回ブログのご報告です。。

ボウルには、ソースが先。
野菜は後。
そして、やさしく手で混ぜる・・・本日は私の現場実践編です。


シェフに言われた手順で、やり直しを命ぜられた私。
言われるままに、新たにボールの底にサラダソースをうすく塗り広げて、
葉野菜をその上に入れました。

次は、ヘラやトングでなく、
両手に食品用のビニール
手袋(お店ですから)をした手で混ぜてみると、


…驚きました。

今度はほんの数回野菜を裏返すように混ぜただけで、
野菜の葉っぱ達はキレイに薄化粧されたように混ざったのです。

しかも、その葉先の瑞々しさはちっとも失われずに、
キラキラ元気そのものです。

そうです。
これがレストランで出すべき「幸せなサラダ」です。

な~る~ほ~ど~。
申し訳ございませんでした、シェフ!
「ただ混ぜりゃあいい」と思っていた私の考えが足りませんでした!!
たかがサラダと侮るなかれ、なのですね‼
紀玉は学びました。

そして私は厨房の片隅で
「私は世界一の"サラダ混ぜ"になります!」と心に誓ったとか、
誓わなかったとか、、、(笑)
ま、実際はそんな事している間に、次の料理に取り掛からなければなので、
息つく暇なく、ねずみのようにちょろちょろと動きまわっておりました。
が、この日も師匠のシェフに大切な学びをいただきました。
皆様も、サラダを混ぜる際、
特に固めのソースで混ぜる際は、
ぜひこの手順をお試しくださいませ。

ボウルには、ソースが先。
野菜は後。
そして、やさしく手で混ぜる


デリケートな葉野菜が
美味しいソースで美しく薄化粧される様子で、
あなたも感動‼

みなさんの明日の野菜サラダが、
さらに、美味しく美しくいただけますように。

紀玉(のりたま)


● 取り分けも「手」風味だと楽しいカモ!●
DELICIOUS MAGAZINE (UK) 
Olive-wood salad servers, £17 for a pair, John Lewis
http://www.deliciousmagazine.co.uk/articles/the-best-salad-bowls-and-servers-2

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