とある元・娘さんは、現在40歳を過ぎた今も、
お化粧するたび、ついついスケキヨになることを、
いつも家族から注意されるそう。
なにしろ彼女は、多感なティーン時代に、
いじわるなアメリカ人同級生から、お前のお肌は”Mixed Pizza Face"と命名された、
かなしいトラウマがあるのでした。だから今も、塗り壁にしてしまうんだと悩んでいます。
その昔はティーンだった元・娘さんが、
なぜお肌がミックスピザになってしまったかという実話をご紹介しましょう。
元・娘は、ほんらい、日本の親御さんによる、それなりに丁寧な和食、かつ、
少しばかりストイックな、いわゆる「良い食材」で育てられていました。
しかし、勉学等のつごうにより、16歳の誕生日前から暫く、
親元を離れアメリカで暮らすこととなりました。
そして転校したハイスクールでは、なんということでしょう。
ランチの給食には、以下の選択しかなかったのです。
(1) ピザ
(2) ナチョス&ポテトフライ(NO lettuce、NO avocado, NO tomato, YES fake cheese)
(3)=ヘルシーメニューと称するランチは、揚げベーグル
(これぞ、メタボ界の恐怖の3っつの神器、
犬神家の「よき こと きく」です...よくないってば。)
,,,「犬神家の一族」という古い映画発です。すみません。
またはランチを抜き、授業中にポテチを食べてもOK、
で、お腹がすいたら某ピーナツ入チョコバー、という、
なんともフリーダムなUSハイスクールライフ。
放課後だって、似たようなものです。
おやつに給食と同じようなものを街中でダラダラ食べ、
いちおう飲み物だけは当時販売されはじめた、ゼロカロリー炭酸飲料。
=どんどんカラダは冷えるばかり。
極めつけは「別に晩ご飯いらない=カロリーオフ=夜食べると太るし」
という、サイアクな毎日を、正直エンジョイしていました。
ゼロカロリー炭酸は、お腹がふくれるという意味で、
時を問わずがんがん飲みましたね。知識がないって怖い。回想するだに地獄。
当然、ティーンのカラダにとっても地獄だったことでしょう。
本人の瞬間的には、毎日毎日すごい天国だったんですけどね。
そして、神様からバチがあたったのは、毒がすべて、お肌に出たこと。
そんな生活を半年過ぎたころから、お肌に活火山のような異変が起き始め、
けっか、”顔がMixed Pizza"症状を大発症します。
病的な脂漏性ニキビ肌です。スケキヨ・トラウマの原点です。
美味しいだけの自堕落食生活天国から、地獄へ堕ちるのは速かった。
その後日本に戻り、食事改善から病院通いまで、いわゆるデトックスには、
保険外や迷信も含めて、何年も何年もかかりました。
自堕落な食生活由来による「生活習慣病」的一生キズを、
ティーンで負うこともあるのです。
ええ、その娘さんとは、わたし自身のこと。
「食べ物を変えれば 肌も変わるのです。」というスピード感、
反面教師な例ですが、実感していただけたら幸いです。
ちなみに、タイムラインは80年代のカリフォルニア。
ドルが250円ぐらいしたころに遡ります。
それが21世紀の今、カリフォルニアの高校でもTFT。うれしいことですね!
とりあえず、ベーグルをマーガリンで揚げちゃだめ!!
<番長>
最後の真相にキュっと肝が冷えました。。今のかわゆい番長からは想像つかない〜!最近、お菓子に手を出したり、三食きちんと食べなかったりしているので反省!!みお
返信削除みおさん。コメントありがとうございます。
削除「痩せていて、かつ、不健康でいる」って、本当にすさまっっっじ〜!という点も、こうして時々、追いかけていきたいと思ってます。
番長も、先週一週間、風邪で食欲がなく、朝ごはんを抜いて寝込んでいたりしたら、今週、枕のシワが顔から取れなくなりました。
食=カラダに直結していると痛感しました。